射撃とは｜青山学院大学体育会射撃部

射撃とは

競技の概要

　ここでは、主に「競技射撃」について紹介したいと思います。
「競技射撃」には、大きく分けて以下の6つの競技があり、特にこの中の「ライフル射撃」について紹介していきたいと思います。

ライフル射撃

　ライフル銃を使用し、固定された紙標的に弾を発射し、点数を争います。

ピストル射撃

　ピストルを使用し、固定された紙標的に弾を発射し、点数を争います。

クレー射撃

　散弾銃を使用し、空中に放出された皿状の標的を破砕し、数を争います。

ランニングターゲット射撃

　ライフル銃を使用し、横に移動する紙標的に弾を発射し、得点を争います。

近代五輪競技

　フェンシング・水泳・馬術・ランニング・ピストル射撃の5種目の合計得点で争われます。

バイアスロン競技

　距離スキーとライフル射撃の2種目の合計得点で争われます。

伏射(Prone)P

　射撃姿勢の１つ．伏せて射撃する．

グローブは使用しても良い。

スリングも使用して良い。

頭は極端に左右や前に傾けないよう。

肩付けはいつも一定のところに一定の力で、ずれるといくら照準がよくても弾着は狂います。

体を支える腕と地面との角度は30度以上です。

スリング止めの位置、スリングの長さ、腕への取り付け位置等は何度も実験して自分に合った位置を決めましょう。

目をつぶって最終照準をし、目を開けた時サイトの中に標的の黒点が入っていれば大体正しい照準です。

スリングの位置は良く研究して下さい。

膝射(Kneeling)K

　射撃姿勢の１つ．片膝を付きしゃがんで射撃する．

グローブ・スリングは使用しても良い。

頭はなるべく垂直に立てた方が良い。

銃を支える腕の肘は、膝の上にのせる。

後方の足を折り曲げ足首の上に座る。

足首の下にニーリングロール（枕）を使っても良い。

立射(Standing)S

　射撃姿勢の１つ．立ったまま射撃する．

グローブは使用しても良い。

銃を支える手はなるべく垂直に立て、肘は腰骨又は脇腹で支える。

頭はなるべく立てる。（傾けると平衡感覚がくずれる）ハイサイトが効果的

身体はいくらか後に反らして銃とのバランスをとる。

両足の開きは肩巾ぐらい。

自然に構えた時に、狙った標的がサイトの中にある様に身体を移動させ、バットプレートの位置を調整する。

肩付けはいつも一定のところに一定の力で。

競技の種類（ライフル射撃）

10mエアライフル

性別	男子	女子
射距離	10ｍ
発射弾数	60発
満点	600点
競技時間	準備及び試射：15分　本射：1時間15分
ルール	本射開始前、試射は弾数無制限。 10発を1シリ－ズとして合計6シリーズの合計60発の得点の上位から順位を決定する。

50mライフル伏射

性別	男子	女子
射距離	50ｍ
発射弾数	60発
満点	600点
競技時間	準備及び試射：15分　本射：60分（準備及び試射：15分　本射：50分）
ルール	本射開始前、試射は弾数無制限。 10発を1シリ－ズとして合計6シリーズの合計60発の得点の上位から順位を決定する。

※「競技時間」の括弧内は「電子標的」「ゲーマン交換機」使用時の競技時間

50mライフル3姿勢

性別	男子	女子
射距離	50ｍ
発射弾数	膝射：40発伏射：40発立射：40発
満点	1200点
競技時間	準備及び試射:15分　本射:3時間15分 (準備及び試射:15分　本射:2時間45分)
ルール	各姿勢の本射開始前、試射は弾数無制限。但し、本射後の試射は許されない。各姿勢40発の合計120発の得点の上位から順位を決定する。（※P姿勢，S姿勢は準備及び試射も本射時間に含まれる。但し，K姿勢の前のみ準備及び試射時間15分が与えられる）

※「競技時間」の括弧内は「電子標的」「ゲーマン交換機」使用時の競技時間